私たちは陽だまりと言います。平成26年10月に静岡県伊豆市で初めてとなる、A型の障がい者就労継続支援施設を開所致しました。自分たちでできることを始めよう、社会で困っている方の力になりたい、使命感が私たちを動かしました。
最初は不安でいっぱいでした。利用者の方の為にとはどういうことなのか、全員で意見を出し合い、来る日も来る日も熟考を重ねました。この姿勢は今日でも変わっていません。利用者の方から直接ヒアリングさせて頂き、それ以外に毎日スタッフ同士でミーティングを行っております。
社名である陽だまりとは「日当りが良い場所」、「日が差し暖かい場所」という意味です。優しく穏やかな協調性を重んじつつ、依頼されたお仕事や「個」としての責務を果たせるように利用者の方を全力でサポート致します。
陽だまりの考える支援とは、悩みや不安を持つ利用者と視線を合わせ、出来ないところに少しだけ手助けし、出来るように促してあげることです。利用者の方と自立に向けて歩んでいきたいという想いは一過性のものではありません。施設から一般就労を遂げた後も関係性は続き、継続的にフォローを続けていくというものだからです。
言い換えれば、利用者の方を家族と同様に想い、共に歩むということです。私たち自身、共に行動していくことで手助けが必要なところだけでなく、利用者の方が自分たちで出来る事もたくさんあることに気がつきました。少しずつで良いと思います。スタッフも含めて歩みはゆっくりかもしれませんが、前進していきたいと考えております。
今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人 陽だまり
施設長 兼 代表理事
鈴木 篤