こんにちは。
最近、いやこの福祉事業に携わるようになってから
福祉ってなんだろう?
と考えていました。
あまりにも広義で大きなテーマなので
もう少し絞って述べたいと思います。
(あくまでも個人的な考えに基づく個人的な見解ですが)
まずA型就労継続支援施設である、陽だまり。
現在15名の利用者さんがいらっしゃり、
昨日のブログにも書きましたが
施設外就労受け入れ先も企業様にご協力頂いております。
下請けのお仕事も頂戴しております。
自社での自主製品の開発にも取り組んでいます。
利用者さんそれぞれのスキルやレベルを鑑みて、
各々の将来的にどのようにしていきたいのか、
どのようにステップアップしていきたいのかと言う要望を聞きつつ
仕事面・生活面で支援しております。
支援の仕方について、利用者さんの変化にも対応できるよう
スタッフ同士の情報交換も密に行い、
○○したら良いのではないか、いや、✖︎✖︎してみよう!という
試行錯誤しながら私たちも毎日変化しながら一緒にお仕事しています。
私たちの企業理念の一部に、
すべての人を家族と思う
というものがあります。
私も最近になってその意味がわかってきたように感じます。
端的に言うと
利用者さんと一緒に仕事をする、
障害の有無に関わらず一緒に仕事する、
お互い理解し合う、
ということだと私は考えております。
特に相手を理解しようとすることに関しては
それこそ障害に関わらず容易なことではないのかもしれませんし
一般の会社でもできていらっしゃる方は多くないのではないでしょうか。
いずれにしても、私は私で利用者さんから刺激をいただくこともあります。
もっと頑張らないといけない、
そんなパワーをいただくことも少なくないです。
社会性から考えても、1人1人の成長を考えても
作業(仕事)を通じて学び、身に付けていかれるのが1番だと思います。
過去には仕事がない(少ない)時期もあり、どうしたら良いか頭を抱えていたこともありました。
現在では冒頭にありますよう、他社様のご協力を得ながらお仕事を頂戴し
一生懸命に取り組んでおります。
お仕事を頂くという感謝の念を忘れず、お仕事は本質的に信頼がこの上なく大切である
ということを念頭に自分たちにできることを一生懸命行う。
そうした姿勢は、本当に見習うべきところも多く
私自身もこの仕事に携わるようになって気づいたことです。
最後に私が最も感銘を受けた本があるので
まだ読まれていな方にご紹介させていただきます。
福祉を変える経営(『ヤマト福祉財団 小倉 昌男』)
多田